ケーススタディー(事例紹介)

ご提案事例 02

誠実な追跡調査で原因を究明。
適正な判断・提案によって、
ユーザーの経済的負担を激減。

お客様の事情・背景

とある独立系業者が保守管理をしている設置後20年近く経過したエレベーターがあるマンション。直近の1週間で閉じ込めが3回発生していたが、最後の1回はご利用者様から「かごから出ることができたし、正常に動いている」という報告があったために、業者は現場確認調査にすら赴かなかった。「現着正常のため異常なし」 としか診断できないことに大きな不信感を持ったお客様が製造会社へ診断を依頼したところ「インバーターユニットおよび一部の基板が寿命となってこのような症状が出る」 と言われ、高額な見積を提示されてしまいほとほと困っていた。

果たしてこの見立ては正しいのか、これ以外に解決の方法はないのかという相談をお客様から受けた。

課題
  • 閉じ込め故障が頻発している
  • 原因が特定されていない
  • 高額な部品取替が必要かどうかの判断
  • 解決方法の模索

阪神輸送機からのご提案

  • 01経年劣化したインバーターユニットの破損防止対策
  • 02原因を特定する追跡調査
  • 03不具合箇所のみの修理、部品取替の可否調査

獲得成果

  • 01追跡調査の結果、本当の原因はブレーキ系統にあることを究明した
  • 02製造会社が提案した10%程度の費用で修理対応

修理後は不具合もなく順調に運行を続けており、製造会社の見立てが正しいとは限らないどころか、ユーザーに過剰な負担を求めているといえる事例に対して適正な判断・提案ができたことで、依頼者には大変感謝され、それ以降ずっと保守管理を当社に任せていただいている。